氷川の杜文化館でおさらい会開きます

氷川の杜文化館 正面玄関
氷川の杜文化館 正面玄関
参道側入口 −竹林の小径を抜けて−
参道側入口 −竹林の小径を抜けて−
伝承の間 能舞台
伝承の間 能舞台
番組 (プログラム)
番組 (プログラム)
アクセス
アクセス

 コロナの影響で3年ぶりの開催です。

武蔵一宮氷川神社の参道沿い、竹林の奥に静かに佇む館で、伝統芸能に親しむ一時をお過ごしください。


換気、席間隔に留意して会運営いたします。


日時: 2022年4月30日(土)

場所: さいたま市大宮区  

           氷川の杜 文化館 2階伝承の間

開場: 午後1時  

開演: 午後1時半 (終演5時15分)


※ 伝承の間は床保護のため素足・ストッキングでの入場が禁止されています。

必ず、ソックスをご持参ください。


プログラム&曲解説は当日もご用意しておりますが、メール等でご連絡頂ければ郵送します。


私は「正月(まさづき)」と「珠取海士(たま)」の2番、門下から2人が「鶴の声」、「竹の縁」を舞います。



【鶴の声】

男女が、雨宿りに立ち寄った先で一夜を明かし、共白髪まで添い遂げることを誓い合うという物語が唄われた祝儀曲です。短いですが洒落た一曲です。長寿のお祝いや結婚のお祝いにも舞われます。


【竹の縁】

四季を通じて色を変えず青々とした竹に寄せて、恋が成就した男女の幸せな様子を唄っています。地唄としては珍しくハッピーエンドです。


【正月(まさづき)】

上方の花街のはんなりした正月風景を伝えながら、意中の客を想う芸妓の恋心を綴っています。


【珠取海士】

能の「海士」から取材した曲です。

母が息子の出世のために、竜神に盗られた宝珠を取り返すべく海女となって海中深くに潜り、奪い返した宝珠を乳の下を切りそこに隠して無事持ち帰ったところで命が尽きる、という物語です。ドラマチックな展開の舞です。母は強し、いえ女は強し! でしょうか。