おさらい会、盛会でした。

姉弟子 吉村ゆき野さん(中央)、兄弟弟子 木村喜美代さん(右)と共に
姉弟子 吉村ゆき野さん(中央)、兄弟弟子 木村喜美代さん(右)と共に
千津門下より、「鶴の声」と「竹の縁」を舞った弟子2人と。2人とも初舞台でしたが堂々と舞えました。舞台を経験することで2ステップも3ステップも実力がアップします。
千津門下より、「鶴の声」と「竹の縁」を舞った弟子2人と。2人とも初舞台でしたが堂々と舞えました。舞台を経験することで2ステップも3ステップも実力がアップします。
お開きに舞いました「正月」より。衣装付きの舞台ですと、黒の紋付に赤の衿返しという正装で舞うことが多いので、少しでも正月の華やかさをと派手めの着物で。
お開きに舞いました「正月」より。衣装付きの舞台ですと、黒の紋付に赤の衿返しという正装で舞うことが多いので、少しでも正月の華やかさをと派手めの着物で。
会の最後に舞いました「珠取海士」より。着物を、グレー地に波と千鳥の色留袖に替えて。
会の最後に舞いました「珠取海士」より。着物を、グレー地に波と千鳥の色留袖に替えて。

「珠取海士」より

当日、急きょ客席を増やしたためビデオカメラの設置が上手くできず、あまり良い映像ではありませんが、、、。


珠取… の前半では、息子のために珠を取り返すべく海に飛び込もうとしますが、暗い海の底を覗き込み、あまりの怖さに引き返そうとする母の心情を表してゆっくりと舞います。後半は、思い切って竜宮のある深海まで潜り、竜神との死闘の末珠を取り返し、乳の下を切りそこに珠を隠して浮上し浜へと戻りますがそこで息絶える、とかなりドラマチックな展開です。


主人公の母が死ぬのと同時に、舞手の私も一度舞台の上で死ぬ、という感覚でした。


最後まで観てくださった大勢のお客様に心より感謝申し上げます。